はじめての入院生活 diary

ネフローゼ症候群と診断されたオタクの備忘録。

入院1日目

2020.04.27(月)

入院1日目

 

10:00にK病院に着きまして入院手続き。

コロナの影響で面会が出来ないこの時期だけども、入院時と先生が呼び出した時と退院の時は付き添い1人までOKということで、母と。

病室に着いてからは薬剤師さんと看護師さんが入れ替わりで紹介され、入院と腎生検の流れの説明を受け、検尿と採血、身長体重の記録って感じ。

腎生検時の点滴の準備で左の手の甲に点滴の針を刺すものの、手も浮腫んでるせいかなかなか入らず。入ってもそこから採血が出来なかったので、採血は右の肘の内側で。暫く待機しながら、何度も血圧を測定。その度に血圧が高いねぇ...と。(今までの健康診断で言われたことはないけど、浮腫はじめてからはずっと高い)

苦労して入れた左の甲の赤みが引かないのを看護師さんが気にしてて、ならばと右の甲に変更。こっちはすんなり入りました。

腎生検前はご飯が食べられないので、母はコンビニで買ったものを食べてもらいながらお喋りして待機。

私の前に腎生検を受けた患者と担当の先生に緊急オペが入ったので少し時間がずれ込む。

 

15:00 ようやく準備。

病室のベッドを処置室に持っていき、そこに私も待機。先生が到着してからはトントンと準備と検査が進みました。

心電図と点滴、血圧を測りながらうつ伏せ状態に。うつ伏せなので、何をされてたかは全然分からなかったんですけど、消毒され布を被せられたなと思ったら、結構いきなり局所麻酔の注射をチクッと。

私、注射は平気で針を見てるタイプなんですけど、タイミングと光景がわからないと、余計に痛みを感じてビックリしましたね...チクッとしてから「チクッとしますよ〜」って言われたので、もうチクッとしてるわ!!!と腹が立ちました(笑)

それからエコーで腎臓の位置を確認しながらガイドを付けて(多分?)腎臓まで針をピュッと刺し抜きするんですが、「緋乃さんの腎臓見やすいですね〜」って褒められましたね。臓器を褒められたのは初めてですね。

腎臓の組織を取る針のイメージは値札シール貼る道具みたいな音がする。バチンと。

エコーで場所を確認→息を止める→バチン→楽にするってのを3回繰り返して終了。

バチンっても麻酔のおかげでちょっと強めの注射って感じです。話に聞いてたより全然痛くない。

あとから聞いた話だと、私の腎臓がほんとに見やすかったらしく3回で済んだのだとも。(腎臓の厚さとかで取りにくいと回数が増えるらしいです。)(私の前の患者さんは見にくくて手こずったらしい)

思ったより楽勝じゃん〜と思ったら、そのあとすぐ止血で先生(男性)が体重掛けて抑えるんですけど(10分)それが結構しんどくて、しんどくて、しんどくて!!!

「緋乃さん、大丈夫〜?」って止血中何度か声を掛けられるんだけど、最初は「大丈夫です」って言ってたけどこりゃいかん!変な汗出てきた!!ってなったころから「なんか、気持ち悪いです...」っていちお言ったら先生は「緊張してた心拍数(90台)がほっとして下がった(60台)から気持ち悪いんだよ」って言ってたんですけど、多分圧迫だよ...。お腹周りも浮腫があったし(うつ伏せ自体は平気だった)、息がしずらくて、目を閉じてひたすら耐えるって感じ。最後の方は録に返事してなかった気がする「うん」みたいな。10分長い!止血なので体重掛ける理由も理解してるし、そもそも拒否権もない。

10分後大きな絆創膏みたいなのを貼られてから仰向けになったら、楽になったのでよかったです。生還...って感じでした。

ちなみに腎臓は出血が多くなるとの事だったんですけど、私の場合は全く無かったっぽいです。人それぞれだなぁと。先生の止血も上手かったのかもしれない。(耐えた意味を見つけたい)

腎生検の手術自体は部屋に入って準備含めては30分ほど。そのあとは心電図と血圧は外され、腰に砂嚢(硬い砂袋みたいな)を2つ入れられて、そのままベッドに寝たまま病室へ。

そこから次の日の朝6:00までは絶対安静で、腎生検受けた側の足は曲げずに過ごします。(私の場合は左だったので、左足)

16:00 腎生検1時間後にお昼ご飯。ご飯も寝たままです。私は母が居たので少しずつ食べさせて貰いながら。ガチで寝てる状態なので嚥下出来ないと思ってたけど、人間の身体凄い、ちゃんと飲み込めます。ちなみに付き添いが居ない人は看護師さんがヘルプに入ってくれます。自力で食べる人もいるみたいだけど、どう考えも無理ゲー。まずテーブルにある食べ物がみえん。

 

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おにぎり180g

野菜炒め

シュウマイ

フルーツきんとん

 

母に撮って貰ったので角度が悪いのはご愛嬌。

食事制限の説明はまだ特にされてないので、あるかわからないんですけど、野菜炒めは普通に美味しかったです。

 

16:20 採血 検温 血圧 検尿

検尿ももちろんベッドの上です。差し込み便器という容器をそのままお尻の下に入れられてするんだけど、腎生検前にトイレに行ってたので出ず。母はこの辺りのタイミングで帰宅。

17:00 日勤と夜勤の看護師交代。その少し前に担当の先生が来て、体調と検査入院後の一時帰宅or治療入院の話に。腎生検自体の入院は4~5日。検査の中間結果が分かるのが10日前後でタイミング的にはGW明けなので、一時帰宅の方が入院代とかも少ないけど...家にいても浮腫が治るわけでもないし、一時を凌ぐ薬が出るわけでもないので、帰ってもな...っていう気持ちです。

夜勤担当の男性看護師に検温 血圧。

この時別の看護師が夜ご飯の話をしに来て、16:00に食べてお腹減ってなかったので、20:00にしてもらうことに。(20:00まで取り置き可)と、伝えたつもりだったんですけど、結局20:00過ぎても来なかったんですよね...ナースコールで呼ばないといけなかったのかな...お腹も減ってなかったし、看護師さんに食べさせて貰うことになるのでまっいっか!って感じでしたけど。

18:00 点滴終了

19:30 砂嚢の1つ解除

21:30 砂嚢全解除(足は動かしNG継続)

寝る前にトイレしとこと思って、差し込み便器頼んだにも関わらず出ない。エコーで数値見てもそんなに溜まってなかったらしくて、じゃあ寝るか!と。病院のWiFiは22:00までなので動画はやめて、軽くTwitterとかで連絡取りつつ就寝。(個人部屋なので就寝時間は特に無し)

体勢を変えられないのと、室温の調整が自分で出来ない(歩けないので)のと、ステーションが近くて人の気配とナースコール、電話が気になって気になって寝付きは生きてきた中で最高に悪かったです。

ようやく寝た〜!と起きたら00:20?????まだ夜????そこから再び頑張って寝て、3:00?????この繰り返しでした。3:30くらいからは尿意を感じて、寝れなくて。ナースコールで呼ぶか〜?ともだもだ寝る努力してたら看護師さんが図ったように「おトイレどうですか?」と。ナイスタイミング!と「出そうです」と言ったものの出ない。出そうなのに出ない。これが出ないとそろそろグッズ使いますと言われたので出したいのに出ない。粘って粘って...

 

ナースコール 「出ません」

 

「だと思いました〜」と、寝てる状態でトイレをするという感覚が身体にないので出ない人は出ないみたいです。エコーで数値見たら案の定トイレ行きたくなるレベルで溜まってたみたいで。人生初のカテーテル(?)お股触られるのとか正直嫌だけど、動けないしどうしようもなく好きにしてくれ(大の字)って感じ。入れられるのは気持ち悪いけど、我慢するしかねぇって感じです。そのあとはキレイに出てくれてよかったです。もう、きっと二度とないでしょう、きっと(念押し)

 

個人部屋だけど、ナースコールや看護師さんの気配でほぼ寝られず、今に至る訳ですがそうこうしてるうちに朝の検診が始まりました。

 

ちなみに腎生検の前に手の届く範囲に絶対必要なものを!

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ちょうど引き出しの高さがギリギリ届く範囲だったので、移動させられる棚をベッドに寄せてリップやお茶を手の届くところに。

腎生検の前にベッドに寝て試すと◎私は母に指示出しながら整えましたけど(笑)

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